熟年ペア『みやこ鳥』のドローン空撮日記

ジオサイト・史跡・遺構撮影が大好きです。旅行記やドライブの話も綴ります。

             ※情報は撮影当時のものです。飛行計画を立てる際に、必ずご自身でお確かめ下さい。     

2026年5月 三陸海岸からの旅6

【5日目】

朝食のバイキングです。

旅行が長く続くと、バイキングで取ってくる料理もどんどん質素になっていきます...といっても、いつもの「のっけ丼」は山盛りです。

こちらのホテルは団体旅行のバスも数台停まるような大きなホテルなので、朝食バイキング会場は賑わっていました。

(昨夜はバイオリン演奏があったレストランです)

 

今日の行程は、花巻温泉から松島まで行く予定です。

見学するのは、平泉の「達谷窟毘沙門堂」、一関の「厳美渓」、石巻の「震災以降大川小学校」ですが、天気はあいにくの雨です...どこまで観光できるかわかりませんが、出発しましょう。

 

東北自動車道は平泉スマートICで降りて、達谷窟毘沙門堂に行きました。

清水寺を模して作られた毘沙門堂と、岩山に掘られた高さ33mの岩面大仏が有名です。

 

詳しくはこちらの記事でご覧ください。

urbanvogel.hatenablog.com

 

厳美峡は空撮予定でしたが雨だったので、一関市博物館を見学しました。

いくつかのブースに分かれていて、一関ゆかりのものが展示されていました。

企画展は「鳥」でした。

和算のコーナーは面白くて、書籍売り場で問題集を買ってしまいました。

 

博物館を見ている会うだに雨が上がれば...と思っていたのですが、全く上がる気配もないので、石巻に向けて出発しました。

 

「震災遺構大川小学校」に行きました。

今回、特別にドローン撮影の許可をいただいたので、身の引き締まる思い出やってきました。

こちらに着いた時には雨は上がっていましたが、風が強く、この日の撮影は断念。

明日の開園前(団体様のガイドツアーが始まる前)に撮影させていただくことにして、松島にあるこの日の宿に向かいました。

 

夕食バイキング....旅が長くなってきて、どんどん質素な食事になっていきます...

 

大川小学校からここまで、高速道路を走って1時間ほどかかりました。

明日は朝一番に食事をとって、すぐに出発します!

 

続く....

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






遠雷とペトリコール

40年前ごろは⋯いや、20年前でも夏の夕方には夕立があって、雨があがったら少しは涼しい風が吹き込んできたような気もするのですが⋯。

最近はゲリラ豪雨とか竜巻や落雷とか、激しいことになってしまいました。

 

この日、北の空は真っ暗で、雲の中で雷が光ってゴロゴロ⋯⋯

遠雷!!

 

子供の頃から「遠雷」が好きです。

空の奥行きや広さを感じます。

何かが起こりそうな予感がします!

なぜか少しセンチメンタルになります⋯

雲の上に、実は何者かが居るのではないかと妄想させてくれます!!

 

とっても暑い日が続いているので、ザーザー雨が降って涼しくなってくれるかと期待したのですが、雨が降った匂いがしただけで雨雲は去っていってしまいました。

きっと1kmほど離れたところで雨が降ったと思うのですが、今暮らしているところは本当に雨が降らないところなのでした。

 

ちなみに、雨が降り始めの匂い「ペトリコール」も、私は好きです。

雨の降り始め以外で嗅ぐことがない匂いなので、記憶の深いところでいい思い出と繋がっているのかもしれません。

2026年5月 三陸海岸からの旅5

【3日目の後半】

田老を後にして、絶対に訪れたかった浄土ヶ浜に向かいますが、その前に「道の駅田老」に立ち寄りました。

またしても食べさしで恐縮ですが、こちらのお菓子↓↓、とってもおいしかったです!!

 

案内看板に従って「浄土ヶ浜ビジターセンター」の駐車場に到着です。

ビジターセンターは少し高台になっているので、ここからでは浄土ヶ浜は見ることができず、海岸線まで降りて岬を回り込まなければなりませんでした。

そして、やはりやませの影響で、視界は良くありませんでしたが、とっても美しいところでした!

 

詳しい記事と空撮映像はこちらから!

urbanvogel.hatenablog.com

 

浄土ヶ浜のすぐ横にあった看板で、遊覧船とか、名物の牛乳瓶に詰まった海鮮の宣伝がありました。

 

浄土ヶ浜が見下ろせる今日のホテルに到着です。

開放的なロビー、本当はガラス越しに浄土ヶ浜が見えますが、

やませで白くかすんでいます。

 

夕食はバイキングです。

陶板焼きも好みのものを取ってきて自分で焼きます。

お寿司、ステーキ、ビーフシチュー、エビフライ、サラダなどなどで満腹です。

 

【4日目】

朝食バイキングの定番「私流ののっけ丼」はスクランブルエッグとシラスがメインです。

シシャモもイクラもおいしかったです。

 

宮古から三陸沿岸道路を走って、大槌町、釜石市を通り抜け、花巻に向かいます。

途中で「道の駅 遠野風の丘」に立ち寄り情報収集。

今回は遠野観光をする時間はありませんが、またゆっくり回ってみたいです。

...余談ですが、何年も前に初めて遠野を訪れた時は「ホップ畑」の巨大さに驚いたのでした...今はどんなことになっているのでしょう?

 

途中から雨になって、中尊寺に着いた時には本降りの雨です...

一般駐車場に車を停めて参道を上がっていきますが、雨でぬかるんだ未舗装の道なので、履き物注意です!

(駐車場から少し車道を上がって参道と並行して続く道を進めば歩道状況は良かったのかもしれません)

金色堂までは結構歩くので、事情がある場合は金色堂近くの「坂の上駐車場」まで行くことも可能なようですが、

参道脇の大樹やお店やその他の建物などをみながらぶらぶら歩くのも楽しみの一つです。

本堂

 

金色堂の見学は有料なので、拝観券を購入して階段を上がっていきます。

この建物の中に金色堂があります!

中は撮影禁止で、解説の放送が流れています。

眩い金色!!!素晴らしかったです!

外に出て順路を進むと、こちらが「金色堂旧覆堂」です。趣があります。

 

奥には能舞台もあるのですが、雨が強くて早々に下山しました。

来た時よりも参道がぬかるんでいて、下りはツルンツルンでした!汗

 

平泉前沢ICから高速に乗って花巻南ICまで行き、今日のホテルに到着です。

部屋から見えているのは、かつては温泉宿だった「松雲閣別館」です。

昭和天皇・皇后両陛下が滞在されたそうです。

老朽化が進んでいますが、文化財として残していただきたいです。

 

夕食のバイキングです。

お寿司とステーキと天ぷらとサラダなどなど...

レストランではバイオリンの生演奏がありました。

お馴染みの曲、とっても素敵な演奏でした!

 

ホテルのロビーにあった鹿踊りの絵。

鹿踊りは岩手県の無形民俗文化財です。


ホテルロビーで実演がありました!

鹿踊りにも流派があるようです。

本当はもっと長い角をつけているようですが、独特の動きは目に焼き付き、独特の太鼓のリズムはずっと耳に残りました!感動!!

 

夜もふけました。

明日に続く...

2026年5月 三陸海岸からの旅4

【3日目の前半】

朝食はバイキングでした。

こちらはシラスも有名なのですね、たくさんいただきました。

美味しかったです!

 

朝からとっても寒いです。(「涼しい」を通り越えていました)

半袖しか持っていなかったので少し不安なほどです。

今日は三陸海岸を南下して、田野畑から宮古まで行きます。

 

宿を出た時にはあまり分からなかったのですが、最初の目的地「鵜の巣断崖」に到着すると、一面真っ白に!

そしてとっても寒い!!

「『寒さの夏にはオロオロ歩き...』というのはこういうことか」などと思い巡らせたりしました。

初めはこれが「やませ」とは気づかずに、ただのガスや霧の類だと思って、展望台で30分待ちました。

でも一向に晴れてくる気配もないので、ここでの撮影は断念しました。

(本当はこの先に五連の断崖が見えるはずだったのですが、もはやこの下に太平洋が広がっていることわかりません...)

やませに覆われた松の幹と小枝が神秘的です。

駐車場にあった田野畑の地図、右下の写真が「秋の鵜の巣断崖」です。

今回は真っ白でしたが、ぜひ自分の目で見てみたいです。

 

海岸線を南下して次の目的地に向かいますが、海沿いの道を走ると白い霧に覆われます。

こちらは「熊の鼻展望台」

本当は遠くに霞む岬に穴が二つ開いていいて、熊の鼻のように見えたはずなのですが...真っ白...

 

次に向かったのは「三王岩」です。

風の加減なのでしょうか、遠くの海は霞んでいましたが、こちらには全くやませは来ていませんでした。

詳しい記事と空撮映像はこちらから。

urbanvogel.hatenablog.com

 

次に訪れたのは、田老湾のすぐそばに立つ「津波遺構『たろう観光ホテル』」です。

 

1階と2階は津波で持って行かれてしまいましたが、実際には17mを超える津波が襲い掛かり4階まで浸水したそうです。

人の気配が消え、廃墟のように見えますが、野鳥たちが遊び、子育てをし、いのちが育まれていました。

震災前のたろう観光ホテルの図です。

お客さんはここで宴会したり、今日の釣りの話や明日の釣りの話をしたんだろうなぁと思うと、切なくなります。

 

駐車場の入り口近くには『どれほど地面が動いたか』を示す掲示物がありました。

2.18m横ずれして30cm沈んだ…

日本列島は隆起と沈降が続いているのですね…

 

駐車場にあった自動販売機のイラストが可愛いご当地紹介でした。

 

次に、浄土ヶ浜に向かいました.....

 

続く....

2026年5月 三陸海岸からの旅3

【2日目の後半】

北山崎を訪れたあと、次に行ったのは「ハイペ海岸」です。

(移動の途中で、道路上をのんびり歩く雄のキジと会いました)

私たちはジオサイトが好きなので、マップや観光協会のサイトを頼りに、あまり有名ではないところも訪れています。

 

今回訪れたハイペ海岸も、今回の旅の計画を立てるまでは全く存じ上げませんでした。

岸壁の縞模様や、海岸の石も、地球の運動があって目の前に現れたものですね。

 

誰が作ったのか、流木に小石を並べたオブジェがありました。

詳しい記事と空撮映像はこちらからご覧ください。

urbanvogel.hatenablog.com

 

次に訪れたのは「震災遺構の明戸海岸防潮堤」

震災のあと新しく作られた防潮堤に比べたら小さな防潮堤、一部を残して崩れていました。

震災から15年たって、当時は津波に見舞われた大地にも花が咲き、空にはウミネコが舞っていました。

 

本日の宿につきました。

窓からの景色も、なにやら凄い地層が見えいています!

東日本大震災の時には、向かいに見えている道路まで津波が押し寄せたそうです。

実は今回の旅行、岩手県に入ってからずっと何かのアレルギーが出ていて、ホテルに着いて「マツの花粉」らしいことに気づきました。

駐車場に水を流して掃除しているスタッフの方がいて、まるでペンキのように黄色い液体が流れていたのが、どうやらマツの花粉のようでした。

(遊歩道の手すりも粉っぽくなっていて、関西人の私は「黄砂が飛んできているのか!」と思っていました...)

 

ホテルの中に、三陸鉄道のジオラマがあって、近隣駅の紹介がされていました。



お楽しみの夕食は食事処で。

お造りはもちろん、どれもとっても美味しかったです!

鮑の下にもメカブが敷いてあります!

焼いたメカブは初めてでしたが、美味しかったです。(アワビはもちろん!)



明日に続く...

 

2026年5月 三陸海岸からの旅2

【2日目の前半】

まだ早朝の4時台ですが、まもなく秋田港に着岸です。

5時5分に着岸予定ですが、このフェリーはまだ船が着岸する前から車輌甲板に降りる案内がかかるので、いつでも下船できるように荷物をまとめて部屋で待ちます。

 

秋田港を出てすぐのコンビニで朝食を買って、今日は三陸海岸まで一気に走ります。

一般道路を利用すると距離は短くて済みそうなのですが、春クマが出現している山間部は避けて高速道路利用で向かいます。

 

SAやPAは少なくても、道の駅がSAがわりの設計になっています。

ここは以前にも利用した「道の駅ふたつい きみまちの里」です。

以前来た時は大勢のお客さんでしたが、今日は早朝なので空いていました。

 

次に止まったのは「二戸PA」

木にお花が咲いていたので写真を撮りました。


ずっと高速道路を走って「九戸」までいき、国道281号で久慈までいき、「道の駅やませ土風館」に展示してあった「山車」を見学しました。

立派な山車です!

『大型トラックを解体して台車を作る』に一番びっくりしてしまいました!

地域の子どもたちも飾り付けを手伝っているのがいいですね。

 

もちろん情報収集もします。

久慈は海人さんでも有名ですね。

北の海での仕事は辛そうです...

近くには「ドラマ『あまちゃん』」のロケ地などもあるのですが、見学は次回のお楽しみにして三陸北縦貫道で譜代に向かいました。

三陸海岸沿いは、この無料の高速道路のような道が通っているのでとても走りやすいです。

太平洋の海岸線に出て初めに行ったのは、普代村の「アンモ浦」です。

展望所までは262段の階段を下っていきます。

展望所からは「アンモの滝」「陸中黒埼灯台」が見られます。

西洋の人と見受けられるハイカーは「みちのく潮風トレイル」というサイトの紹介から来られている人が多いのかもしれません。

 

空撮動画と詳しくはこちらの記事で。

urbanvogel.hatenablog.com

 

次に北山崎に向かいましたが、途中で道端にニホンカモシカがいて、目が合いました!

 

北山崎はパーキングからきれいに整備された芝生広場のようになっていて、お店が並んでおます。

一番近い展望所までは車椅子でも行けるような、ほぼアップダウンのない遊歩道が整備されています。

私たちはなるべく海が近くに見えるところに行きたくて、第2展望台まで行きました。

 

詳しい記事と空撮映像はこちらから。

urbanvogel.hatenablog.com

 

駐車場まで戻ったら13時近かったので、相棒はラーメンを、私はお蕎麦とソフトクリームをいただきました。

こちらにきて思うのは、メカブが本当に美味しかったです!

 

後半に続く...

達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂に行きました~2026年5月~

岩手県平泉町にある国指定史跡の「達谷窟毘沙門堂」です。

境内はご神域として、動物を連れて参拝すること、動植物の採取、飲食も禁止されています。

 

訪れた時はあいにくの雨でしたが、マイクロバスで観光客が来ていました。

(駐車場にはトイレもあります)

横断歩道を渡って、中に進んでいきます。

 

達谷窟毘沙門堂の縁起は...

約1200年前、蝦夷がこの窟に要塞を作って人々を苦しめていました。

50代桓武天皇によって征夷大将軍を任命された坂上田村麻呂は、この窟にこもる蝦夷と激戦ののち打ち破り、この地を平定しました。

そして、京都清水の舞台を模して毘沙門堂(窟洞)を建て、108体の毘沙門天を祀り国を鎮める祈願所として「窟毘沙門堂」と名付けました。

前九年後三年の役(ぜんくねんごさんねんのえき)の折に、源頼義・義家が寺領を寄進し、奥州藤原清衡(きよひら)・基衡(もとひら)が七堂伽藍を建立したと伝えられています。

その後火災で消失したこともありますが、伊達政宗はじめ多くの人が寄進し再建して、現堂は昭和三十六年に再建された5代目のものです。

毎月の礼祭と春秋の大祭など多くの神事が行われていますが、、特に元旦1日から8日、あで行われる修正会(しゅしょうえ)は千年以上続く神事です。

 

こちらで入場料を払って参拝します。

 

壱之鳥居。

奥には貳之鳥居が見えています。

貳之鳥居の横には「奉行坊杉」があります。

 

毘沙門堂が見えてきました。

 

この階段を上がって参拝します。

中は撮影禁止です。

 

下に見えるのは蝦蟆ヶ池(がまがいけ)のほとりに建つ弁天堂です。

 

毘沙門堂を下ったら磨崖仏の岩面大仏があります。

高さは約33mです。

 

こちらから見た毘沙門堂も美しいです。

 

さきほど毘沙門堂の上からみた弁天堂です。

 

順路に従って進み、鐘楼堂です。

 

手前が不動堂で、奥に金堂が見えてきました。

 

こちらが金堂。

 

金堂の奥に本堂と別當があるようですが立ち入り禁止になっていました。

 

ずっと訪れたいと思って、やっと訪れることができた達谷窟毘沙門堂です。

地域の方々がとても大切に守ってこられたので、今私たちが毘沙門堂や岩面大仏を見ることができるのだと感じました。

雨の中でも境内を掃除している方がおられましたね。