2024年9月初め、思い立って1泊2日で香川県と岡山県に行くことにしました。
【1日目】
自宅を出発して高松自動車道の坂出ICを出た頃には12時を過ぎていたので、讃岐うどんのお店に行きました。
このお店は丸亀市にあります。
お店は満員で、入り口の外にある順番券をとってベンチで待ちます。
温玉ぶっかけうどんにちくわの天ぷらを付けて。
香川県でのんびりして岡山に渡っても良かったのですが、あまりにも天気が良かったので明日の予定地「総社市の鬼ノ城」に行きました。
大和朝廷時代に建てられたと言われる鬼ノ城は、日本100名城に選ばれている古式山城ですが、記録が残っておらず今でも謎に包まれたお城です。
国道から看板にしたがって道を進むと「鬼ノ城ビジターセンター」につきます。
一般車両が入れるのはそこまでで、駐車場からは遊歩道を歩きます。
途中にある展望デッキからの眺めがこちら。
西門は復元されています。
それ以外にも、南門跡、東門跡、北門跡、屏風折れの石垣、水門跡など、城壁に沿って歩くウォーキングコースを通って見学することができます。
角楼跡から見た西門と、遠くに岡山や倉敷を臨む。
石塁や土塁が鬼城山山頂部の2.8kmに渡って続いていて、城壁で囲まれた面積は30
ヘクタールもあります。
不思議な模様ですね。
この日のホテルは倉敷市の海沿いに取りました。
瀬戸内海に沈む夕陽が美しい「夕陽百選の宿」です。
温泉からも夕陽が見えます。
鬼ノ城で時間を使ってしまいましたが、なんとか夕日を見ることができました。
ご馳走が並んだ夕食もとてもおいしかったです。
【2日目】
朝食はバイキングでした。
糖質制限を心がけている私としては、バイキングは助かります。
近くには瀬戸大橋を間近で見られる「田ノ浦パークセンター」や「下津井駅跡地」など、見どころもありますが、以前見学したことがあるので今回は先に進みます。
ホテルを出てからまた鬼ノ城方面に進み「豪渓(ごうけい)」に行きました。
こちらは国指定名勝で紅葉の名所です。
豪渓の花崗岩は大変古く、聳える天柱山・剣峰などの奇岩絶壁と緩やかにカーブを描く槙谷川の流れが美しい渓谷です。
9月初めで深緑の装いでしたが、紅葉などの落葉樹が多くあり、秋には美しく色づくことが想像できました。
高速道路に乗る前に、吉備線の踏切で総社に向かう電車を見かけました。
単線でローカル列車が走るのを見ると、少しラッキーな気分になってしまうのは私だけでしょうか?!
旅の最後に幸せな気持ちになれました。