三重県熊野市と尾鷲市の境にあり、熊野市から伊勢志摩に続くリアス式海岸の中にあります。
三重県の名勝および天然記念物で、高さ約80m、周囲約550mの柱状節理が海面から楯ようにそそり立っています。
この柱状節理は約1400万年まえの火山活動でできたものです。
紀勢自動車道の賀田ICからも熊野新鹿ICからも行けますが、賀田から行く方が道が広くて安心です。
国道311号線沿いの駐車場から楯ヶ崎までは約2kmの道のりなので、近くの「楯ヶ崎パークトイレ」に立ち寄ってからハイキングに出発です。
遊歩道は整備されていますが、アップダウンがあり段差も多いので、歩きやすい靴は必須です。
(左上に小さく駐車場が写っています)

駐車場の標高は約100mで、一気に海辺まで下ります。

海辺には、熊野市指定文化財の阿古師神社があります。
毎年お祭りがあるようです。

まだまだ道のりは長いです。
神社からはアップダウンの道が続きます。

やっと分かれ道の看板が出てきました。
人のブログの情報で、ここは右方向に進むことにします。

さらに分かれ道があって、「灯台左、右千畳敷」では右に進みました。
千畳敷まで進むと景色がひらけて、遠くに楯ヶ崎が見えます。
千畳敷は二段になっていて、コンクリートの階段で上に進めます。
その先に展望所があって、そこだけは手すりがついています。
(さっきの別れ道の「灯台方面」に進めば、すぐにこの場所に出られます)
ここまで、私の脚力で1時間10分かかりました....(一般的には40分と紹介されています)
大変な道のりでしたが、絶景でした。
楯ヶ崎の北東には、陸路で行くのが難しい「海金剛」「むつみや南壁」があります。
空撮映像では、それらも含めてご覧ください。
....見せ場の一つは、真正面から捉えた飛んでいるトビの映像です!ドローンを追いかけてきて写り込みました....
【ドローンノート】
Mavic4pro
晴れで無風でした。
とても暑い日で、バッテリーは木陰に置いて撮影に臨みました。
数羽のトビがずっとドローンを観察に来ていて、逃げ回りながらの撮影でした。
駐車場から撮影場所まで離れている場合は、サブ機としてMavic3proとバッテリー2本を持っていきますが、今回は厳しい道のりでした....。