2024年4月に訪れました。
午前中は雨だったようですが、いい天気になりました。
駐車場から歩いていくと、簡単な説明板がありました。
万田ステーションで入場チケットを買い、館内の展示場を見ていると、説明してくださる高齢男性がおられ....。
実際に炭鉱で働いておられた炭鉱マンの方でした。
当時の装備品の説明を聞いたり、現場での実際を伺って、日本の近代化が進んだ陰にこの方々の命をかけた働きがあったことに胸が詰まりました。
万田坑では第二竪坑櫓にぶら下げた二機のケージに坑夫が乗り、1分間に240m下までおりたそうです。
温度も上がり、気圧も一気に上がるので、耳が聞こえなくなるそうです。
ケージを降りた後も、採掘現場まで行くのに片道で3時間かかったそうです。
万田坑をガイドしてくださる方もご高齢の男性が多く、察するに皆さん炭鉱マンだったのでしょうか。
今回は時間がなくて施設内の見学はできませんでしたが、次回はぜひ建物内の装備品や当時のお話などを伺いたいと思いました。
万田坑遺構内に入り、施設のスタッフさん立ち会いのもとで撮影をさせてもらいました。
撮影用の看板があるので、多分ここが撮影スポットなのでしょう!
第二竪坑櫓と竪坑巻上機室が美しく撮れそうです。
二本の動画を作りました。
第二竪坑櫓は万田坑のシンボル的遺構です。
第二竪坑櫓周辺以外にもいくつもの建物が現存しています。
それもご覧ください。
(2024年4月撮影)
【ドローンノート】
Mavic3pro
風は2m/s程度でした。
平日で見学者は少なかったですが、大変貴重な文化遺産(産業遺産)なので、建物上部を飛ばす時にはとても気を使いました。
櫓は鋼鉄製なので、奥まで回すと電波干渉が起こりました。