1909年(明治42年)に竣工し、出力は当時国内最大級で、ここで生まれた電力は牛尾大口金山に送られていました。
1965年(昭和40年)に鶴田ダムが完成し、役目を終えた曽木発電所は水没してしまいました。
この遺構は、渇水期の5月から9月の間しかレンガ造りの建物が姿を見せません。
時期を見計らい都合をつけて必ずいきたいと思っていましたが、2021年7月10日の豪雨で建物の一部が倒壊してしまいました。
2022年5月、伺った時は再建作業が行われていました。
担当の方にお話を伺うと、見つけられる限りのものを川の中から探して、倒壊前の状態に戻す予定だそうです。
遺構が水面から顔を出す渇水期の間しか作業ができないので、長い時間がかかるようです。
次来た時にはどんな姿になっているのか、見守っていきたいです。
空からご覧ください。
www.youtube.com (2022年5月撮影)
【ドローンノート】
Mavic3
展望所から離発着しましたが、観光客も多いので気を使いました。
展望所周りは木が茂っているので、視界が広くはありません。