【3日目 北西部沿岸】
金山周辺を撮影して、次に向かったのは尖閣湾です。
佐渡島は地殻変動や火山活動によって、約1600万年まえに本州から離れ、その後も海底地殻変動によって隆起し続け、北側の大佐渡山地と南側の小佐渡丘陵がつながり、間に穀倉地帯の国中(くになか)平野が広がっています。
隆起した地面の上部はほぼ水平で平坦な段丘面、周辺は急斜面の風化と侵食が進み段急崖他なっている地形が多く見られます。
尖閣湾はその代表です。
駐車場に車をとめ、売店の奥で入場料をお支払いして「尖閣湾揚島遊園」に入ります。
映画「君の名は」のロケ地でもあり、石碑が立っています。
天気は悪くなかったのですが午後になって風が出てきて、波が高くなっていましたが、遊覧船は運行していました。
...船酔いしそうなうねりが出ていましたが、みなさん果敢に遊覧しておられました!....
では、空からの動画をご覧ください ↓↓
次に行く二ツ亀(ふたつがめ)は佐渡島の最北端に位置し、道路状況がいいのは東海岸を通っていくルートです。
2015年に旅行会社のツアーで佐渡島に来た時には、両津から二ツ亀・大野亀を巡り、日を改めて相川から尖閣湾に行きました。
今回は尖閣湾から北上して二ツ亀に行きます。
佐渡島をぐるっと一周する「佐渡一周線」で海沿いを走るうちに、水色の岩が立ち並ぶ海岸線があったり、灰色の海があったり、ドローン飛行許可をとっていれば撮影したいポイントがありましたが、今は目的地に向けて狭いワインディングロードをひた走り....。
夕方から雨の予報が出ていた通り、風が強くなってきました。
トビシマカンゾウの群生で有名な大野亀(おおのがめ)を左に見ながら走ると、二ツ亀まではもう直ぐです。
二ツ亀の見所は、このデコボコした独特な壁面と、佐渡でも最高と言われる海の透明度でしょうか。
このデコボコはGoogleマップには「変形泥岩」と記されています。
海水浴場まで行くには長い階段を降りて行かなければなりませんが、足に自信があればぜひ行ってみていただきたいです!
ただ、潮が満ちている時には島まで渡れないようなのでお気をつけください。
空からの映像は こちらです ↓↓
海の色は、常識では考えられない色をしていました!美しかったです!
二ツ亀の撮影を終えて、佐渡島の東海岸を南下して両津に向かいました。
西海岸は大陸からの風と波が打ち寄せていましたが、東海岸は本州に面しているので心なしか穏やかのように思いました。
佐渡島中部の国仲地区は、北の大佐渡・南の小佐渡に挟まれた穀倉地帯です。
佐渡の日本酒が有名なのも、ここのお米が美味しいからでしょうね。
そんなことお考えながら走っていると、天気はすっかり雨になってしまいました。
ホテルに戻って温泉と美味しいお食事をいただくことにしましょう。
【ドローンノート】
Mavic3classic
尖閣湾展望所は観光客が多く、特に離着陸には十分な注意が必要です。