アーバンフォーゲルのドローン空撮は、ほぼ全て泊まりがけの遠征で行っています。
拠点が大阪府で、近所に気楽に飛行撮影できる場所がないためでもあります。
今日は、私たちがどのように飛行計画を立てて空撮に臨んでいるか、流れを紹介します。
....あくまで、私たちの例です....
撮影場所は、webのマップや観光案内サイトで調べています。
日頃から魅力的な撮影箇所はノートに書き留めておいて、いつかの旅行コースに盛り込めるように考えています。
(苗木城)
大体の旅行コースが決まれば、撮影候補地をはめ込んで行程を考えます。
撮影予定日と予備日、大体の撮影時間が決まれば、いよいよ各方面に許可申請をします。
撮影箇所が観光地の場合は、webサイトに「担当〇〇課」「お問い合わせ先」などが載っているので、メールか電話で問い合わせをします。
・○月○日に〇〇でドローン空撮を予定していますが、どのような手続きが必要ですか?
・飛行計画書などの提出は必要ですか?
・提出書類の書式など決まっていますか?
....など
先方からの返信内容は地方自治体によってまちまちで、
・ドローン空撮は全面禁止しています。
・飛行計画書、パイロットの国交省許可証、ドローン保険の写しを添付(Fax)で送ってください。
・撮った映像を何にどのように使うのか、活動実績がわかるものを送ってください。
・地権者(企業・団体代表者)の連絡先を教えますので、そちらにご確認ください。
・海上保安部、警察署に連絡を入れてください。
・ドローンは禁止していませんが観光客が多いので、皆さんの迷惑にならないように事故には十分注意して飛ばしてください。
....など
それぞれに対応をして行くので、最低でも2週間くらいは余裕を持って連絡していきます。
「2週間」と言っても企業や役所の場合は10営業日しかありませんから、ギリギリになる場合もあります。
飛行場周辺の場合は、許可申請だけではなくDJIに連絡してロック解除してもらわないと飛行できない場合もあるので、余裕を持って連絡しましょう。
飛行許可が降りれば、DIPS2で「飛行の通報」をします!(とても大切です!)
機体の点検は、アプリを立ち上げて機体と繋げて、必要ならアップデートします。
機体本体の汚れや傷やガタ付きは言うまでもありませんが、プロペラの傷や汚れ、機体登録番号がきれいに貼れているか、レンズの汚れ、プロポの充電状態、スティックの取り付け状態なども確認します。
使う予定のバッテリーすべての状態と使用回数と残量をチェックします。
microSDカードの状態もチェックしてフォーマットします。
持って行くものの確認としては、予備のプロペラ、プロペラガード、レンズフィルター、バッテリー充電器、予備microSDカード、各種ケーブル、プロポのフードなど。
バッテリーの充電は撮影予定日の3日前くらいに満充電にしています。
(早く充電してしまうとバッテリーが安全のために自動的に放電してしまうためです)
撮影には予備機も持っていきますので、2台分点検確認して、撮影旅行に出発です!