ドローン空撮で美しい風景を伝えたい

伝え残したい日本の絶景を求めてドローン行脚中『アーバンフォーゲル絶景空撮』の撮影地紹介や裏話を綴ります

 ※情報は撮影当時のものです。飛行計画を立てる際に、必ずご自身でお確かめ下さい。     

No.82 和歌山県 橋杭岩2023年2月

一列に並ぶ奇岩群が「橋の杭」のように見えることから橋杭岩(はしぐいいわ)と呼ばれています。

吉野熊野国立公園に含まれており、国の名勝、天然記念物です。

 

全長は850mほどあり、干潮の時は中程の弁天島まで歩いて渡れます。

弁天島には朱色の鳥居があり祠もあります。

1500万年前の火成活動により、泥岩層に流紋岩が入りこみ、その後柔らかい泥岩部分が侵食されて硬い石英斑紋岩部分が残って今の姿になっています。

写真手前部分は砂浜ではなく、泥岩部分です。

 

空から様子を見てみましょう。 ↓↓


www.youtube.com (2023年2月撮影)

 

【ドローンノート】

Mavic3

2020年に撮影したのがあまりにも条件が悪く(技術も未熟だった)ため、再挑戦しました。

冬型気圧配置で風が3m/sほど吹いていたでしょうか...

今回も引き潮でした。

天気はとても良くて、綺麗な映像がとれました。

惜しむらくは、どんどん太陽が傾いていき岩の半分が影になってしまったことですが、その代わり逆光で波の反射がとても綺麗でした。

ここは「日本朝日百選」にも選ばれているそうで、日の出の場所や時間などの条件が合うときに再チャレンジできればと思います。